吊り橋として世界一の長さを誇る明石海峡大橋は、絶景スポットとして人気の観光地です。
周辺には、明石海峡大橋の絶景を見られるスポットや施設が多くあります。
日中は青色の世界を、夕方は赤の世界を、夜はライトアップされるので、ロマンチックな時間を過ごせます。
この記事では、明石海峡大橋の魅力をいろんな角度から、体験ができる見どころをご紹介しますね。
ぜひ!最後まで読んでね。
明石海峡大橋ブリッジワールドという、普段立ち入れない管理用通路を通り、海上約300mの主塔に上ることのできる体験ツアーがありますが、2021年度の開催は、当面見送りとなっております。
3館共通入場券大人680円(舞子海上プロムナード・孫文記念館・橋の科学館)というお得なチケットを利用できます。
明石海峡大橋へのアクセス方法
自家用車でアクセスする場合は、第二神明道路の高丸インターチェンジを降ります。
高丸商大線から舞子山手線を経由して、星陵台交差点を右折します。
しばらく走り「コープミニ」のある交差点を、左折して南下すると約20分で、駐車場へ到着します。
神戸市立舞子駅前駐車場から、徒歩約10分でアクセスできます。
電車を利用すると山陽電気鉄道『舞子公園駅』、JR神戸線『舞子駅』から徒歩約7分でアクセスできます。
明石海峡大橋のここがすごい!見どころはここ!
はじめに、明石海峡大橋の記録はどれほどすごいのか、ご紹介します。
工期は10年にも及び、1日に1400隻もの船舶が往来させながら、工事を完了させました。
2基の主塔の距離は、中央支間長で1991000㎜、主塔先端で1991093㎜と、地球の丸みの影響を受けて、93㎜長くなっています。
耐震・耐風・耐潮流力
風速80m/s、最大潮流速4.5m/s、兵庫県南部地震に耐えられるように設計されています。
吊り橋の長さが世界一
ギネス世界記録に登録されている、全長3911mの世界最長の吊橋です。
高さが国内4位
高さは、海面上298.3mです。
他の高層建築物と比べてみると?
ご参考に
- 1位は、東京スカイツリーで634.0 m
- 2位は、東京タワーで332.6 m
- 3位は、あべのハルカスで300.0 m
東京スカイツリーの高さは断トツですね。
明石海峡大橋のすごさを体験
明石海峡大橋は、外国観光客をよく目にするほど、とても人気の観光地になっています。
明石海峡大橋に併設されている2つの施設では、あまり知られていない部分を体験できます。
どちらも、明石海峡大橋をちがう角度から、見たり、体感できますよ。
子供だけじゃなくて、大人も初めての出来事に感動できるので、ほんとうにおすすめです。
橋の科学館
橋の科学館では、とても価値のある体験ができますよ。
時間を作ってでも見る価値がある、明石海峡大橋の、1/100スケールの全橋模型(全長40mの全橋模型が館内空中に展示)です。
その模型を使って、耐風安定性の検証を行った風洞実験のシミュレーションを体験できます。
そして、通常入ることができないエリアを、体験できるVRプログラムがあります。
次の6種類のコンテンツがあり、360度の明石海峡大橋を楽しめます。
それぞれ2分間の世界を、体感してみてはいかがでしょうか。
注意事項として、『13歳未満の方と高所恐怖症等の方は、ご遠慮ください』と掲示されてました。
この他にも明石海峡大橋の設計から完成までを、分かりやすく順序立てて、模型、パネル写真、資料などを展示されていて、深く知ることができます。
この橋の完成には、『多くの方々のちからがあってのこと』と考えると、途方もない努力の結果です。
ケーブルの上を歩いたり、VR体験だから体感できることなので、ぜひVR体験をしてみてください。
きっと思い出に残ること、間違いないです。
明石海峡大橋へ訪れたときは、ぜひ立ち寄ってください。
利用情報は、入場料金は大人310円、小・中学生150円です。
入場時間は、季節や時期によって違いますが、基本は午前9時15分~午後5時です。
ミュージアムショップもあるので、訪れた記念にお土産を購入できます。
舞子海上プロムナード
明石海峡大橋からの絶景を見られる、舞子海上プロムナードをご紹介しますね。
入り口近くの明石海峡大橋を、真下から撮影した一枚です。
見上げると大きさを、あらためて知ることができます。
陸地から明石海峡(海)へ約150m突き出ています。
47m下の世界はスリル満点ですね。
眼下に海原が、見えるようにガラス張りになっていて、こちらも絶景を楽しめます。
ガラス張りの窓から見える橋の筐体と、眼下に広がる海原に子供も興奮がとまりませんでした。
海上から47mの絶景を、潮風を浴びながら約317mの回遊式遊歩道で満喫できます。
橋の骨組みも間近で見ることができて、建築技術の高さは目を見はるものがあります。
遊歩道では風が強いので真夏以外の季節は、ウインドブレーカーなど、羽織るものを持参することをおすすめします。
舞子海上プロムナード8階の展望ラウンジには、カウンター席があって神戸方面の景色を、一望できます。
舞子海上プロムナードへ入場すると、自由に利用できますよ。
舞子海上プロムナードの利用情報
舞子海上プロムナードの利用情報をご紹介しますね。
料金は大人の平日250円、土日祝300円、高校生・中学生以下は無料です。
展望カフェレストランTom’sCafe・トムズカフェ
展望カフェレストランTom’sCafeに、行って来ましたのでご紹介します。
明石海峡大橋に取り込まれた場所にあるカフェから、とてもきれいな絶景が望めると口コミも良くその通りでしたよ。
お店のレイアウトもどこに座っても、絶景が目に入るように考えられていました。
カウンターの奥には4人掛けのテーブル席があって、床は一段高くなっていました。
子供が大好きな、パフェとソフトクリームをいただきました。
パフェはフレッシュなフルーツが、たっぷりでおいしかったですよ。
ランチメニューも1000円程度からでお手頃の価格ですね。
一度は訪れていただきたい、とてもおすすめのカフェです。
ご注意!こちらセルフのお店です。
営業時間は、午前9時~午後6時(入館は閉館の30分前まで)で、10月~3月の第2月曜日がお休みです。
明石海峡大橋のライトアップカラーと時間情報
夜も魅力のある明石海峡大橋のライトアップ情報をご紹介しますね。
日没になると美しくライトアップされる明石海峡大橋を、一目見ようと訪れる恋人たちや観光客、写真家も多いですね。
日没から23時まで、さまざまなカラーとパターンでライトアップされていますので、すべてのライトアップ情報を上の図で表しました。
明石海峡大橋のライトアップには、時報ライトアップされて各5分間レインボーカラー(虹色)に点灯されます。
7色に彩られた明石海峡大橋のライトアップは、明石海峡に反射しとても美しいです。
時報ライトアップは毎時30分にも、誕生石の宝石を色で表現したライトアップがされています。
誕生月に訪れて、特別な一日を過ごしてみるとロマンチックな時間を過ごせますね。
季節別のカラーは、春の4月から6月をグリーン、夏の7月から9月をブルー、秋の10月から12月をピンク、冬の1月から3月をイエローととても豊富で、世界に誇れるライトアップです。
明石海峡大橋の建設に携わった人たちの、技術と努力の成果が世界ではじめて橋に色を自由に点灯させることができたのですね。
この技術があったことで、私たちは現在でも美しいライトアップを、見ることができるのですね。
神戸プロポーズの日という特定日があって、毎月第一日曜日にレッドトップカラーでライトアップされています。
あなたの特別な日に、一度お出かけする計画を立てて見てはいかがですか。
孫文記念館(移情閣)
大正時代に建築された孫文記念館(移情閣)を紹介しますね。
孫文記念館(移情閣)の外観はモダンで特徴的な八角形をしていておしゃれです。
建物の中に入ると雰囲気が変わりますね。
照明器具や天井の装飾も一見の価値があると思いましたので見てくださいね。
『国指定重要有形文化財』に指定されている建造物で、大正のロマンが感じられます。
孫文記念館(移情閣)の利用情報
料金は大人300円高校生以下は無料でした。
舞子公園
舞子公園内には絶景スポットのアジュール舞子もあり、舞子海上プロムナードや孫文記念館(移情閣)の他に旧木下家住宅、旧武藤山治邸の歴史ある建造物を見学することができ、たくさんの見どころがある公園です。
孫文記念館(移情閣)、旧木下家住宅、旧武藤山治邸を中に入って見学すると、建築された当時の贅をほどこされた庭園や室内装飾を見ることができます。
舞子公園に建造された「夢レンズ」には異なった岩肌を、三種類使いデザインされていて「メビウスの輪」と呼ばれています。
「メビウスの輪」は明石海峡大橋の完成で本州を淡路、四国とつなぎ、人、自然、科学を表現しています。
「夢レンズ」から明石海峡大橋を覗いて見るところを、記念撮影される方もたくさんいますね。
アジュール舞子は、約800mのきれいな砂浜が続いていて、シーズン中はバーベキューもできて家族連れやグループにも人気の場所です。
夕暮れの時刻から夜にかけて砂浜を歩くと、海からの風に吹かれて打ち寄せる波の音を聞き、青から赤へ空と海が染まってゆく景色を楽しめます。
日が沈むと明石海峡大橋のライトアップがはじまり、夜景のスポットとして写真を趣味としている方も多く訪れていますね。
舞子公園はとても広くて散策ポイントもたくさんあり、週末には多くの人でにぎわっています。
地元の方や観光客の方から長く愛され続けられているのがよくわかりますね。
海岸沿いの遊歩道は、釣りのポイントにもなっていて釣り人の方も多くきています。
遊歩道から見える明石海峡大橋は午前中は東から、午後は西から見ると違う姿の絶景を見られます。
明石海峡大橋の東側は、午後から逆光になるので撮影される方はご注意!
明石海峡大橋の絶景が見られるスポット・イルミネーション!
ここからは明石海峡大橋の絶景を、一日中楽しめる4カ所のスポットを順番にご紹介しますね。
神戸フィッシャリーナ(マリンピア神戸内)前の遊歩道とデッキからの眺め
多くのクルーズ船が並んでいる桟橋(さんばし)の風景は、リゾート感があり心がいやされます。
マリンピア神戸内の好立地で、海の見えるレストラン・カフェもあります。
タリーズにスターバックスやマクドナルドもあるので、家族みんなで好きなものをテイクアウトして海岸デッキでカフェタイムを楽しむことができました。
海と明石海峡大橋のみえる風景を眺めて、ゆっくりした時間を過ごすにはとてもいい展望デッキです。
潮風は冷たく感じることもありますので、軽く羽織るものを持参することをおすすめします。
神戸空港が近くにあり、上空を見上げると飛行機をみつけることも!
遊歩道を散策できますので、海を満喫できますし、船舶の往来も多く退屈することはありません。
明石海峡大橋の全体を眺められるスポットで、夕日とライトアップの絶景スポットです。
舞子公園
ぜひ、季節のいい時期に、一度訪れてみてくださいね。
恋人岬(平磯緑地公園内・有料駐車場あり)から見るライトアップ
明石海峡大橋の絶景が見られる、人も少ない穴場的なスポットです。
恋人岬の名称から、若いカップルの人たちが二人の愛を南京錠に託しています。
明石海峡大橋を大きく望みたいときや夜間のライトアップが目的のときは、アジュール舞子の方がおすすめです。
恋人岬のいいところは、人数が少ないので静かにゆっくりと自分の時間を過ごせることです。
静かな時間を過ごせる環境で、大切な人と普段は話せないようなことも、ここでしたら話せたりするのではないでしょうか。
人通りが少ない場所ですので、深夜のお出かけはご注意してください。
五色塚古墳
千壺古墳とも呼ばれる五色塚古墳も、明石海峡大橋の絶景が見られるスポットです。
訪れたときに受付の方から、大きさは、全長194m、前方部の幅82.4m、高さ13m、後円部の直径125.5m、高さ18.8mで、兵庫県最大の前方後円墳で4世紀後半に築造されて、日本書紀に『中段及び上段の葺石(ふきいし)は淡路島から運ばれたもの』と記述があり、分析の結果その通りでしたと説明を受けました。
また、総数が2,200本と推定ができる鰭付円筒埴輪(ひれつきえんとうはにわ) ・朝顔形埴輪(あさがおがたはにわ)が墳頂と2段のテラスに巡らしていたそうです。
登ってみると展望台になっていて、明石海峡大橋とJR西日本と山陽電鉄の路線が横にあって、電車を見ることができました。
前方後円墳、明石海峡大橋、電車の3種類の撮影と絶景、散策が楽しめるので、訪ねて見てください。
Tio舞子展望台・ライトアップもきれい!
Tio舞子からつながっている展望台から撮影した明石海峡大橋の1枚です。
写真左に『橋の科学館』が見えていますよ。
そして、この展望台のすぐ下は線路でして、JR舞子駅と山陽電気鉄道の舞子公園駅はつながっています。
JR西日本の神戸線・山陽線と山陽電気鉄道の電車を見れるので、撮影スポットにもなっています。
この場所からは、電車と明石海峡大橋を撮影ができて、Tio舞子2階のレストランエリアでは、明石海峡大橋を眺めながら食事ができるお店もあるのでおすすめですよ。
明石海峡大橋の360度ビューはおすすめ!ライトアップもきれい!
ここまで、『明石海峡大橋絶景の見どころとライトアップカラーと時間情報を紹介!海の見えるカフェも魅力満点!』を、ご紹介してきました。
明石海峡を渡るフェリーが無くなったのは残念ですが、明石海峡大橋が開通したおかげで、淡路島や四国までちかくなり、物流が大きく変貌を遂げました。
明石海峡大橋は、現在も人々を魅了し続けていますね。
交通手段だけではなくて、明石海峡大橋の1998年に開通し、生活に大きな変化が起きました。
ぜひ訪れて明石海峡大橋の絶景とすごさ、日本の技術力の高さを知って欲しいです。
舞子公園は、明石海峡大橋をいろんな角度から、楽しむことができるスポットでしたね。
こちらは、電車からのアクセスもいい場所で、天候がいい日は1日ゆっくりとできるスポットです。
明石海峡大橋の見どころや、展望場所を探されている方の、参考にしていただければうれしいです。
ここまで、お読みいただきありがとうございました。
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